口腔診察で視認できる構造|第106回医師国家試験H15

第106回医師国家試験 H15(2012年)

正答:c

問題

成人の口腔内を舌圧子とペンライトとを用いて診察する際、視認できるのはどれか。

a.喉頭蓋

b.甲状腺

c.舌小帯

d.咽頭扁桃

e.耳管咽頭口

正答の理由

口腔底にある舌小帯は舌を挙上すれば口腔内から観察できる。喉頭蓋、甲状腺、咽頭扁桃、耳管咽頭口は通常の口腔内視診で直接確認できる構造ではない。

各選択肢の検討

a.喉頭蓋。喉頭蓋は喉頭入口部にあり、通常の口腔内視診で明瞭に視認する構造ではない。

b.甲状腺。甲状腺は前頸部の気管前面・側方にあり、口腔内からは見えない。

c.舌小帯。舌小帯は舌下面と口腔底を結ぶ粘膜ひだで、舌を挙上して視認できるため正しい。

d.咽頭扁桃。咽頭扁桃は鼻咽腔後上壁にあり、口腔内視診では直接見えない。

e.耳管咽頭口。耳管咽頭口は鼻咽腔側壁にあり、通常の口腔内診察では見えない。

覚えるポイント

口腔底の舌小帯は舌を挙上して観察する。咽頭扁桃・耳管咽頭口は鼻咽腔の構造である。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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