要介護の原因(平成19年国民生活基礎調査)|第106回医師国家試験B27

第106回医師国家試験 B27(2012年)

正答:e

問題

平成19年国民生活基礎調査の項目で、高齢者が要介護となる原因として最も頻度が高いのはどれか。

a.関節疾患

b.高齢による衰弱

c.骨折・転倒

d.認知症

e.脳血管疾患(脳卒中)

正答の理由

平成19年国民生活基礎調査(介護票)で、介護が必要となった主な原因(要支援者+要介護者の総数)は、脳血管疾患(脳卒中)23.3%、認知症14.0%、高齢による衰弱13.6%、関節疾患12.2%、骨折・転倒9.3%の順でした。要介護者に限ると脳血管疾患27.3%、認知症18.7%で、いずれも脳血管疾患が首位です。

各選択肢の検討

a.関節疾患:誤り。総数では12.2%で4番目です。ただし要支援者に限ると20.2%で首位であり、軽度者の原因として重要です。

b.高齢による衰弱:誤り。総数では13.6%で3番目で、要支援者では関節疾患に次ぐ16.6%です。

c.骨折・転倒:誤り。総数では9.3%で5番目です。

d.認知症:誤り。総数では14.0%で2番目、要介護者では18.7%で脳血管疾患に次ぎます。

e.脳血管疾患(脳卒中):正しい(正答)。総数23.3%、要介護者27.3%で、平成19年調査では介護が必要となった原因の第1位です。

覚えるポイント

平成19年国民生活基礎調査:要介護の原因は①脳血管疾患②認知症③高齢による衰弱④関節疾患⑤骨折・転倒。要支援では関節疾患が首位。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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