学校保健安全法の出席停止期間|第106回医師国家試験B12

第106回医師国家試験 B12(2012年)

正答:b

問題

感染症と学校保健安全法による出席停止期間の基準の組合せで誤っているのはどれか。

a.百日咳――特有の咳が消失するまで

b.麻疹――発疹が消失するまで

c.流行性耳下腺炎――耳下腺の腫脹が消失するまで

d.風疹――発疹が消失するまで

e.水痘――すべての発疹が痂皮化するまで

正答の理由

学校保健安全法施行規則第19条で、麻しんの出席停止期間は「解熱した後3日を経過するまで」と定められており、「発疹が消失するまで」は誤りです。なお百日咳と流行性耳下腺炎の基準は試験後の2012年4月1日施行の改正で変更されており、出題当時(2012年2月)の施行規則第19条は、法令データ提供システムの2012年2月保存版で「百日咳にあつては、特有の咳が消失するまで」「流行性耳下腺炎にあつては、耳下腺の腫脹が消失するまで」であり、選択肢a・cの文言どおりでした。

各選択肢の検討

a.百日咳――特有の咳が消失するまで。正しい組合せ(出題当時の基準)。2012年4月の改正で「特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで」となりました。

b.麻疹――発疹が消失するまで。誤り(これが正答)。麻しんは「解熱した後3日を経過するまで」です。

c.流行性耳下腺炎――耳下腺の腫脹が消失するまで。正しい組合せ(出題当時の基準)。2012年4月の改正後は「耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで」です。

d.風疹――発疹が消失するまで。正しい組合せ。現行規則でも「発しんが消失するまで」です。

e.水痘――すべての発疹が痂皮化するまで。正しい組合せ。現行規則でも「すべての発しんが痂皮化するまで」です。

覚えるポイント

麻しん=解熱後3日、風しん=発しん消失、水痘=全発しん痂皮化。百日咳・おたふくかぜは2012年4月改正で基準が変わった。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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