脳動静脈奇形の初発症状|第105回医師国家試験I37

第105回医師国家試験 I37(2011年)

正答:a・c・e

問題

脳血管造影写真側面像(別冊No.3)を別に示す。この疾患の初発症状として多くみられるのはどれか。3つ選べ。

a.頭痛

b.振戦

c.片麻痺

d.結膜充血

e.けいれん

別冊No.3。側面脳血管造影で異常血管の集簇と拡張した還流静脈を示す脳動静脈奇形。
別冊No.3 / 出典:厚生労働省・第105回I別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

脳血管造影では異常血管の集簇と早期静脈還流を示す脳動静脈奇形が描出されている。初発症状には頭痛、出血等による片麻痺、てんかん発作がありうる。拡張した流入動脈、ナイダス、還流静脈の組合せが診断の手掛かりとなる。

画像の見方

公式別冊4頁。異常血管網と早期静脈還流を示す脳動静脈奇形。

各選択肢の検討

a.頭痛正しい。脳動静脈奇形は頭痛で発症することがある。

b.振戦 AVMの代表的な初発症状ではない。

c.片麻痺正しい。出血や盗血による局所神経脱落症状で発症しうる。

d.結膜充血 AVMの典型的初発症状ではない。

e.けいれん正しい。脳動静脈奇形はてんかん発作で発症することが多い。

覚えるポイント

脳動静脈奇形の血管造影と発症様式

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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