アナフィラキシーショックの徴候|第105回医師国家試験I28

第105回医師国家試験 I28(2011年)

正答:d

問題

アナフィラキシーでショック状態を示唆するのはどれか。

a.嘔吐

b.喘鳴

c.鼻汁

d.頻脈

e.膨疹

正答の理由

アナフィラキシーでは皮膚、呼吸器、消化器、循環器の症状が現れる。頻脈は循環不全に対する代償反応で、ショック状態を示唆する。喘鳴や膨疹も重症アナフィラキシーに伴うが、それ自体は循環ショックを示す指標ではない。

各選択肢の検討

a.嘔吐消化器症状はアナフィラキシーに伴いうるが、単独では循環ショックを最も示唆しない。

b.喘鳴気管支攣縮・呼吸器症状を示すが、ショックの指標そのものではない。

c.鼻汁鼻汁は上気道の粘膜症状で、循環不全を示す所見ではない。

d.頻脈正しい。血圧低下・循環血液量減少を代償する頻脈はショックを示唆する。

e.膨疹皮膚症状はアナフィラキシーでよくみられるが、ショックの有無は循環所見で評価する。

覚えるポイント

臓器症状と循環不全の区別

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第105回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました