第105回医師国家試験 I10(2011年)
正答:c
問題
成人気管支喘息の長期管理で、重症度にかかわらず第一選択薬となるのはどれか。
a.テオフィリン徐放製剤
b.長時間作用性β2刺激薬
c.副腎皮質ステロイド吸入薬
d.ロイコトリエン受容体拮抗薬
e.長時間作用性抗コリン吸入薬
正答の理由
喘息の長期管理では気道炎症を抑える吸入ステロイド(ICS)を含む治療が基本である。現在のGINAも、成人・青年にSABA単独治療を勧めず、重症度に応じたICS含有治療を推奨する。
各選択肢の検討
a.テオフィリン徐放製剤テオフィリンは選択肢となる場合はあるが、治療域が狭く第一選択の基本薬ではない。
b.長時間作用性β2刺激薬 LABA単独は喘息の長期管理に用いず、ICSと併用する。
c.副腎皮質ステロイド吸入薬正しい。吸入ステロイドを含む治療が喘息長期管理の基本である。
d.ロイコトリエン受容体拮抗薬ロイコトリエン受容体拮抗薬は補助的選択肢で、ICSに代わる第一選択ではない。
e.長時間作用性抗コリン吸入薬 LAMAは追加治療に用いることがあるが、全重症度に共通する基本の第一選択ではない。
覚えるポイント
成人喘息の長期管理と吸入ステロイド。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。