急性胆管炎の初期対応|第105回医師国家試験I3

第105回医師国家試験 I3(2011年)

正答:d

問題

膵炎を合併した急性胆管炎の初期対応として正しいのはどれか。

a.血漿交換を行う。

b.緊急開腹手術を行う。

c.高脂肪食に変更する。

d.胆道ドレナージを行う。

e.非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を投与する。

正答の理由

急性胆管炎では重症度に応じた抗菌薬・全身管理に加え、胆道閉塞の解除が必要となる場合は内視鏡的または経皮経肝的胆道ドレナージを行う。膵炎を合併しても胆道感染・閉塞への対応が優先される。

各選択肢の検討

a.血漿交換を行う。血漿交換は胆道閉塞・感染の標準的な初期治療ではない。

b.緊急開腹手術を行う。通常はまず抗菌薬や内視鏡的ドレナージなどを行い、緊急開腹を一律に選ぶ状況ではない。

c.高脂肪食に変更する。急性胆管炎の治療ではなく、膵炎急性期にも高脂肪食へ変更しない。

d.胆道ドレナージを行う。正しい。胆道の減圧・感染源コントロールに胆道ドレナージを行う。

e.非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を投与する。NSAIDは胆管閉塞や感染を解除せず、根本治療にならない。

覚えるポイント

急性胆管炎の初期対応。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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