骨粗鬆症予防における閉経後ホルモン療法|第105回医師国家試験I1

第105回医師国家試験 I1(2011年)

正答:d

問題

中高年女性に対するホルモン補充療法が最も有効なのはどれか。

a.便秘の改善

b.尿失禁の改善

c.動脈硬化の改善

d.骨粗鬆症の予防

e.Alzheimer 型認知症の予防

正答の理由

閉経後ホルモン療法は骨量減少・骨折を抑える効果がある。一方、心血管疾患や認知症の予防目的で一律に開始するものではなく、便秘や尿失禁の標準治療でもない。現在は症状、年齢、閉経からの期間、個別リスクを踏まえて適応を判断する。

各選択肢の検討

a.便秘の改善便秘を改善する目的の治療ではなく、ホルモン療法の確立した適応ではない。

b.尿失禁の改善尿失禁全般の改善を目的とする治療ではない。尿路・骨盤底症状は別に評価する。

c.動脈硬化の改善動脈硬化・心血管疾患を予防する目的でホルモン療法を開始することは推奨されない。

d.骨粗鬆症の予防正しい。エストロゲンは骨吸収を抑え、骨量減少と骨折を減らす効果がある。

e.Alzheimer 型認知症の予防 Alzheimer型認知症の一次予防効果を期待して開始する治療ではない。

覚えるポイント

骨粗鬆症予防における閉経後ホルモン療法。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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