診察:診察時の同席者|第105回医師国家試験H29

第105回医師国家試験 H29(2011年)

正答:e

問題

28歳の女性。息切れと下腿浮腫とを主訴に一人で来院した。診察室は男性医師一人である。

診察に際し、対応として適切なのはどれか。

a.身体診察は行わない。

b.血圧と脈拍のみ測定する。

c.衣類の上から診察をする。

d.胸部の聴診は背部のみ行う。

e.女性の看護師を同席させて診察をする。

正答の理由

必要な身体診察は省略せず、診察の内容を説明して同意を得た上で、女性看護師に同席してもらうのが選択肢では適切である。同席者についても患者の希望を確認し、露出を必要最小限にするなどプライバシーに配慮する。

各選択肢の検討

a.身体診察は行わない。誤り。息切れ・浮腫の評価に必要な身体診察を理由なく省く。

b.血圧と脈拍のみ測定する。誤り。脈拍・血圧だけでは呼吸循環の身体診察として不足する。

c.衣類の上から診察をする。誤り。胸部聴診や下腿の診察など必要な診察ができず、適切な同意・配慮にもならない。

d.胸部の聴診は背部のみ行う。誤り。前胸部の聴診も必要で、背部だけに限定する理由はない。

e.女性の看護師を同席させて診察をする。正しい。患者の同意・希望を確認し、第三者の同席を得て必要な診察を行う。

覚えるポイント

診察の必要性を保ち、説明・同意と希望に応じた第三者同席を確保する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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