血球とサイトカイン|第105回医師国家試験G38

第105回医師国家試験 G38(2011年)

正答:a・c・d

問題

血球とサイトカインの組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。

a.好中球 ― 顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)

b.好酸球 ― インターフェロンα

c.Tリンパ球 ― インターロイキン2(IL-2)

d.赤血球 ― エリスロポエチン(EPO)

e.血小板 ― インターロイキン4(IL-4)

正答の理由

公式正答はa、c、d。G-CSFは好中球系前駆細胞の増殖・分化を促し、IL-2は活性化T細胞の増殖を促す。EPOは赤血球系前駆細胞に作用する。好酸球の分化・増殖には主にIL-5が関わり、血小板産生を調節する中心的因子はトロンボポエチンであるため、bとeは誤り。

各選択肢の検討

a.正しい。G-CSFは好中球系前駆細胞の増殖・分化と成熟好中球の機能を促進する。

b.誤り。好酸球の分化・増殖を促す代表的サイトカインはIL-5であり、インターフェロンαではない。

c.正しい。IL-2は活性化Tリンパ球の増殖を促すT細胞増殖因子として働く。

d.正しい。EPOは赤血球系前駆細胞に作用し、その増殖・分化と赤血球産生を促す。

e.誤り。血小板産生の主要な調節因子はトロンボポエチンであり、IL-4はこの組合せに該当しない。

覚えるポイント

造血因子を系統別に整理する。血小板産生はトロンボポエチン、好酸球産生はIL-5が中心。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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