第105回医師国家試験 G26(2011年)
正答:d
問題
新生児期から乳児期にみられる皮膚所見(別冊No. 5①~⑤)を別に示す。
日本人で最も頻度が高いのはどれか。
a.①
b.②
c.③
d.④
e.⑤

正答の理由
公式正答はd(④)。④は仙骨部の青灰色斑で、蒙古斑(真皮メラノサイトーシス)に一致する。日本人を含む東アジアの新生児で高頻度にみられる。
画像の見方
公式別冊の新生児・乳児皮膚所見5画像。①サーモンパッチ、②太田母斑、③ポートワイン母斑、④仙骨部蒙古斑、⑤乳児血管腫。
各選択肢の検討
a.①。①は眉間・前額の淡紅色斑で、サーモンパッチに相当する。
b.②。眼周囲から頬に広がる片側性の青灰色斑で、太田母斑に相当する。仙骨部の蒙古斑ほど高頻度ではない。
c.③。③は片側顔面の境界明瞭な赤色斑で、ポートワイン母斑を示す。
d.④。④は仙骨部の青灰色斑で、東アジアの乳児に多い蒙古斑である。
e.⑤。⑤は隆起する鮮紅色病変で、乳児血管腫を示す。
覚えるポイント
乳児の仙骨部にみられる蒙古斑は人種差があり、東アジア系では頻度が高い。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第105回医師国家試験問題および正答
- アザとホクロ Q3 青アザにはどのようなものがあるのですか?
- アザとホクロ Q4 太田母斑はどのような病気ですか?
- アザとホクロ Q12 赤アザにはどのようなものがあるのでしょうか?
- Birthmarks: Signs and symptoms
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。