第105回医師国家試験 G21(2011年)
正答:e
問題
経鼻内視鏡写真(別冊No. 3)を別に示す。
この視野で観察されないのはどれか。
a.気管
b.仮声帯
c.喉頭蓋
d.梨状陥凹
e.耳管咽頭口

正答の理由
公式正答はe。写真は喉頭を上方から見下ろした内視鏡像で、声門周囲、喉頭蓋、梨状陥凹へ続く下咽頭の構造が視野に入る。耳管咽頭口は鼻咽腔の側壁にあり、この喉頭視野には現れない。
画像の見方
公式別冊の経鼻内視鏡写真。喉頭蓋、仮声帯、声門入口と下咽頭側壁が見える。
各選択肢の検討
a.気管。気管は声門の尾側に続く管腔で、この視野の中央に見える。
b.仮声帯。仮声帯は喉頭前庭の左右にある粘膜隆起として観察される。
c.喉頭蓋。喉頭蓋は喉頭入口の前方に位置し、写真で確認できる。
d.梨状陥凹。梨状陥凹は下咽頭の左右にあり、喉頭入口の側方に観察される。
e.耳管咽頭口。耳管咽頭口は鼻咽腔側壁に開口し、喉頭を観察するこの視野には入らない。
覚えるポイント
耳管咽頭口は鼻咽腔、喉頭蓋・仮声帯・梨状陥凹は喉頭~下咽頭の構造として位置を区別する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。