第105回医師国家試験 G16(2011年)
正答:a
問題
妊娠を疑う所見でないのはどれか。
a.浮腫
b.無月経
c.乳房腫大
d.悪心・嘔吐
e.皮膚色素沈着
正答の理由
正答はaです。無月経、乳房の変化、悪心・嘔吐、皮膚色素沈着は妊娠初期・経過中にみられ得る自覚症状・身体変化です。浮腫は妊娠後期に起こることはありますが、妊娠を疑う初期の代表的所見ではありません。
各選択肢の検討
a.正しい(設問への回答)。浮腫は妊娠後期にみられることはありますが、妊娠を疑う代表的な初期徴候ではありません。
b.誤り。無月経は妊娠を疑う代表的な徴候ですが、妊娠以外の原因もあります。
c.誤り。妊娠初期のホルモン変化で乳房の腫大・圧痛が起こり得ます。
d.誤り。悪心・嘔吐は妊娠初期にしばしばみられます。
e.誤り。妊娠中はホルモン変化に伴う皮膚色素沈着が起こり得ます。
覚えるポイント
妊娠を示唆する症状だけでは確定できない。浮腫は妊娠後期の生理的変化としても起こるが初期徴候ではない。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第105回医師国家試験問題および正答
- What are some common signs of pregnancy?
- Skin and hair changes during pregnancy
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。