心原性ショックの末梢循環所見|第105回医師国家試験G5

第105回医師国家試験 G5(2011年)

正答:d

問題

心原性ショックの所見として誤っているのはどれか。

a.意識混濁

b.呼吸困難

c.四肢冷感

d.皮膚乾燥

e.乏尿

正答の理由

誤りはdです。心原性ショックでは心拍出量低下による組織低灌流が起こり、意識障害、冷たく湿った皮膚、乏尿などがみられます。肺うっ血を伴えば呼吸困難も生じます。

各選択肢の検討

a.正しい所見。脳への灌流低下により意識混濁をきたし得ます。

b.正しい所見。左心不全による肺うっ血・肺水腫で呼吸困難を生じます。

c.正しい所見。末梢血管収縮と低灌流により四肢は冷たくなります。

d.誤り。ショックでは皮膚は冷たく湿潤しやすく、乾燥は典型所見ではありません。

e.正しい所見。腎血流低下により尿量が減少し、乏尿をきたします。

覚えるポイント

ショックでは意識、皮膚灌流、尿量を合わせて低灌流を評価する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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