初乳の成分と機能|第105回医師国家試験E38

第105回医師国家試験 E38(2011年)

正答:c・d・e

問題

成乳と比較した初乳の特徴はどれか。3つ選べ。

a.熱量が高い。

b.乳糖を多く含む。

c.胎便の排泄を促す。

d.蛋白質を多く含む。

e.免疫物質を多く含む。

正答の理由

公式正答はc、d、e。初乳は成乳に比べ蛋白質や免疫成分が多く、乳糖は少ない。初乳の免疫成分は新生児の腸管粘膜を保護し、排便を促す。

各選択肢の検討

a.熱量が高い。誤り。初乳の熱量は成乳より高いとはいえず、初乳は少量で免疫・栄養成分を供給する。

b.乳糖を多く含む。誤り。初乳の乳糖は成乳への移行とともに増える。

c.胎便の排泄を促す。正しい。初乳の摂取は排便を促し、胎便の排泄を助ける。

d.蛋白質を多く含む。正しい。初乳は成乳より蛋白質濃度が高い。

e.免疫物質を多く含む。正しい。分泌型IgAなどの免疫成分が多く、新生児の粘膜防御に寄与する。

覚えるポイント

初乳は成乳より蛋白質と免疫成分が多く、乳糖は少ない。初乳の摂取は胎便排泄も促す。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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