第105回医師国家試験 E34(2011年)
正答:c・e
問題
34 肝予備能を示す指標はどれか。2つ選べ。
a.ALP
b.ALT
c.アルブミン
d.γ-グロブリン
e.総ビリルビン
正答の理由
肝予備能評価では肝の合成能を反映するアルブミンと、処理・排泄能を反映するビリルビンを確認する。
各選択肢の検討
a.ALP。誤り。胆汁うっ滞や胆道系障害を反映する酵素で、肝予備能の指標ではない。
b.ALT。誤り。肝細胞障害を反映する逸脱酵素であり、肝の合成・排泄予備能を直接示す指標ではない。
c.アルブミン。正しい。肝で合成される蛋白で、慢性肝障害では合成能低下により低値となる。
d.γ-グロブリン。誤り。慢性炎症や免疫反応で変動し得るが、標準的な肝予備能評価項目ではない。
e.総ビリルビン。正しい。ビリルビンの処理・排泄能を反映し、肝予備能評価に用いられる。
覚えるポイント
肝予備能評価では肝の合成能を反映するアルブミンと、処理・排泄能を反映するビリルビンを確認する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。