単純型熱性けいれんの年齢と特徴|第105回医師国家試験D3

第105回医師国家試験 D3(2011年)

正答:a

問題

単純型熱性けいれんの特徴はどれか。

a.好発年齢は1~2歳である。

b.てんかんの家族歴がある。

c.片側性のけいれんを呈する。

d.24時間以内に反復する。

e.けいれん後に運動麻痺を残す。

正答の理由

熱性けいれんは乳幼児に多く、発症のピークは1歳台であるためaが正しい。単純型は全身性で短時間、24時間以内に反復しないことが特徴で、焦点性や反復、発作後麻痺は複雑型を考える所見である。

各選択肢の検討

a.好発年齢は1~2歳である。正しい。熱性けいれんは生後6か月から5歳ごろにみられ、とくに1歳台に発症のピークがある。

b.てんかんの家族歴がある。誤り。家族歴は熱性けいれんや将来のてんかんのリスク評価に関係するが、単純型熱性けいれんを定義する特徴ではない。

c.片側性のけいれんを呈する。誤り。単純型は全身性であり、焦点性の発作は複雑型に分類する要素である。

d.24時間以内に反復する。誤り。24時間以内に反復する発作は複雑型の特徴である。

e.けいれん後に運動麻痺を残す。誤り。発作後のTodd麻痺など局在性神経所見は単純型の特徴ではなく、焦点性発作などを疑う。

覚えるポイント

単純型熱性けいれんは全身性・短時間・24時間以内に1回で、発症のピークは1歳台。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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