妊娠中の疾患と症状|第105回医師国家試験C2

第105回医師国家試験 C2(2011年)

正答:d

問題

2 疾患と症状の組合せで誤っているのはどれか。

a.子癇―けいれん

b.前期破水―水様帯下

c.前置胎盤―血性帯下

d.妊娠悪阻―下腹部痛

e.胎児機能不全―胎動減少

正答の理由

公式正答はdです。妊娠悪阻の中心症状は重い悪心・嘔吐で、脱水や体重減少を来します。下腹部痛は妊娠悪阻に特徴的な症状ではありません。

各選択肢の検討

a.子癇―けいれん。正しい。妊娠高血圧腎症に関連して、他の原因では説明できない全身性けいれんを生じます。

b.前期破水―水様帯下。正しい。陣痛開始前に卵膜が破綻し、羊水が腟から流出するため水様の流出液を認めます。

c.前置胎盤―血性帯下。正しい。子宮頸管内子宮口付近の胎盤から出血し、典型的には痛みのない性器出血を呈します。

d.妊娠悪阻―下腹部痛。誤り。主症状は強い悪心・嘔吐で、脱水や体重減少を伴います。下腹部痛は特徴的ではありません。

e.胎児機能不全―胎動減少。正しい。胎児の状態が悪化した際に胎動が減少することがあり、胎児の健常性を評価するきっかけになります。胎動減少だけで診断は確定しません。

覚えるポイント

公式正答はdです。妊娠悪阻の中心症状は重い悪心・嘔吐で、脱水や体重減少を来します。下腹部痛は妊娠悪阻に特徴的な症状ではありません。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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