第105回医師国家試験 B21(2011年)
正答:a
問題
免疫グロブリンで2量体を形成するのはどれか。
a.IgA
b.IgD
c.IgE
d.IgG
e.IgM
正答の理由
粘膜分泌液中の分泌型IgAは、J鎖を介して二量体を形成します。血清中のIgAは主に単量体です。正答はaです。
各選択肢の検討
a.IgA。正しい。分泌型IgAはJ鎖を含む二量体として粘膜分泌液に存在します。
b.IgD。誤り。主にB細胞表面に発現する単量体です。
c.IgE。誤り。単量体で、肥満細胞や好塩基球の受容体に結合します。
d.IgG。誤り。血中で主に単量体として存在します。
e.IgM。誤り。分泌型の多量体として知られますが、典型的な血中分子は五量体で、二量体ではありません。
覚えるポイント
分泌型IgAはJ鎖を含む二量体。血清IgAは主に単量体、IgMは主に五量体。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。