感度・特異度から2×2表を埋める|第104回医師国家試験H22

第104回医師国家試験 H22(2010年)

正答:e

問題

200人の集団に対し、ある疾患のスクリーニング検査を実施したところ、感度は90%、特異度は40%であった。

疾患あり 疾患なし
検査陽性 ① ③
検査陰性 ② ④
合計 100人 100人

上表の①〜④にあてはまる数値はどれか。

① ② ③ ④
a 10 90 40 60
b 60 40 10 90
c 60 40 90 10
d 90 10 40 60
e 90 10 60 40

正答の理由

感度は疾患ありの人が陽性になる割合なので、①=100×0.9=90人、②=100-90=10人です。特異度は疾患なしの人が陰性になる割合なので、④=100×0.4=40人、③=100-40=60人です。組合せはeになります。特異度40%は低く、疾患のない人の6割が偽陽性になります。

各選択肢の検討

a.① 10 ② 90 ③ 40 ④ 60。誤り。①と②を入れ替えており、感度が10%の検査になります。④は60で、特異度も60%になってしまいます。

b.① 60 ② 40 ③ 10 ④ 90。誤り。感度60%、特異度90%の表で、与えられた値と異なります。

c.① 60 ② 40 ③ 90 ④ 10。誤り。感度60%、特異度10%の表です。疾患ありの列も疾患なしの列も値が合いません。

d.① 90 ② 10 ③ 40 ④ 60。誤り。疾患ありの列は正しいのですが、③と④が逆で特異度が60%になります。陰性の④に特異度を当てます。

e.① 90 ② 10 ③ 60 ④ 40。正しい。感度90%(90/100)、特異度40%(40/100)を満たします。偽陽性は③の60人、偽陰性は②の10人です。

覚えるポイント

感度=真陽性÷疾患あり、特異度=真陰性÷疾患なし。特異度は検査陰性の行に当てる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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