第104回医師国家試験 G34(2010年)
正答:b・e
問題
我が国の母子保健の向上を目指した施策はどれか。2つ選べ。
a.健康日本21
b.健やか親子21
c.ゴールドプラン
d.新障害者プラン
e.新エンゼルプラン
正答の理由
健やか親子21は母子保健の2010年までの国民運動計画です。新エンゼルプランは少子化対策の実施計画で、重点項目に母子保健医療体制の整備を含みます。公式正答はb・eです。
各選択肢の検討
a.健康日本21。誤り。21世紀の国民健康づくり運動で、生活習慣病や早世・障害の減少を軸にしています。健康日本21の総論は、母子保健を「他の重要な課題」として今後検討するとしており、その部分は健やか親子21が一翼として担う整理です。
b.健やか親子21。正しい。2001〜2010年を期間とする母子保健の国民運動計画で、主要課題と目標を定めています。
c.ゴールドプラン。誤り。高齢者保健福祉推進十か年戦略のことで、高齢者介護サービスの基盤整備が目的です。
d.新障害者プラン。誤り。障害者基本計画の前期(平成15〜19年度)の重点施策実施5か年計画で、障害者施策が対象です。
e.新エンゼルプラン。正しい。平成11年12月に合意された少子化対策の計画で、周産期医療ネットワークなど母子保健医療体制の整備を掲げています。
覚えるポイント
母子=健やか親子21と新エンゼルプランの母子保健医療体制、成人=健康日本21、高齢者=ゴールドプラン、障害者=新障害者プラン。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第104回医師国家試験問題および正答
- 健康日本21(総論)(厚生労働省)
- 健やか親子21検討会報告書(厚生労働省)
- 重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画について(新エンゼルプラン)の要旨(厚生労働省)
- 「重点施策実施5か年計画」(新障害者プラン)について(厚生労働省)
- 平成23年版厚生労働白書 第1部第2章
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。