双合診の手技|第104回医師国家試験C8

第104回医師国家試験 C8(2010年)

正答:e

問題

婦人科診察時の双合診で正しいのはどれか。

a.腟鏡診の前に行う。

b.膀胱を充満して行う。

c.正常な卵巣は鵞卵大に触れる。

d.正常な子宮は手拳大に触れる。

e.内診指と腹壁上の外診手とで触診する。

正答の理由

双合診は、腟内に入れた指と下腹部に置いた手で子宮と付属器を挟んで触れる診察です。診察は外陰部、腟鏡診、双合診の順で進め、事前に排尿させます。参照節の大きさはセンチ表記なので、鵞卵大・手拳大との比較はその大きさからの判断です。

各選択肢の検討

a.腟鏡診の前に行う。誤り。標準的な流れでは腟鏡診の後に双合診を行います。

b.膀胱を充満して行う。誤り。診察前に排尿させ膀胱を空にします。膀胱が充満していると苦痛が増し、子宮腟脱の評価も不正確になります。

c.正常な卵巣は鵞卵大に触れる。誤り。正常卵巣は若年女性で約2×3cmと小さく、閉経後は通常触れません。鵞卵(ガチョウの卵)大は腫大です。

d.正常な子宮は手拳大に触れる。誤り。正常子宮は約7×5×3cmで、手拳大は通常より大きいと考えます。

e.内診指と腹壁上の外診手とで触診する。正しい。腟内の2指と、恥骨結合の上に置いた他方の手で触診します。

覚えるポイント

双合診は排尿後、腟鏡診の後に、内診指と腹壁上の手で挟んで触れる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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