乳癌の標準治療|第104回医師国家試験A3

第104回医師国家試験 A3(2010年)

正答:b

問題

乳癌に対する標準治療でないのはどれか。

a.手術

b.温熱療法

c.放射線治療

d.抗癌化学療法

e.ホルモン療法

正答の理由

乳癌の治療の柱は手術・放射線・化学療法・ホルモン療法で、現在はこれに分子標的治療や免疫療法が加わります。温熱療法は広く普及しておらず、一部施設で進行癌に他治療と併用される位置づけです。公式正答はbです。温熱療法に効果がないという意味ではなく、標準治療ではないという意味です。

各選択肢の検討

a.手術。標準治療に含まれる。局所制御の基本で、乳房温存術や乳房切除術が行われます。

b.温熱療法。標準治療ではないので、これを選ぶ。NCIも広く利用可能な治療ではないとし、ほぼ常に放射線や化学療法との併用で用いられるとしています。

c.放射線治療。標準治療に含まれる。乳癌治療の主要な柱の一つで、局所制御を担います。

d.抗癌化学療法。標準治療に含まれる。全身治療として病期や腫瘍の性質に応じて用いられます。

e.ホルモン療法。標準治療に含まれる。ホルモン受容体に依存する乳癌に対する全身治療で、乳癌を特徴づける治療選択肢です。

覚えるポイント

乳癌の標準治療は手術・放射線・化学療法・ホルモン療法など。温熱療法は補助的に一部で用いられる段階。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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