腎で作られるホルモン・活性型ビタミンD|第103回医師国家試験G23

第103回医師国家試験 G23(2009年)

正答:d・e

問題

腎で造られるのはどれか。2つ選べ。

a.カテコラミン

b.コルチゾール

c.アルドステロン

d.エリスロポエチン

e.活性型ビタミンD₃

正答の理由

腎はエリスロポエチンを産生し、肝で25位が水酸化されたビタミンDを活性型の1,25-ジヒドロキシビタミンD(カルシトリオール)に変換します。腎機能が落ちるとどちらの産生も減り、慢性腎臓病の貧血や低カルシウム血症の主な原因や一因になります。残りの3つは主に副腎で作られます。公式正答はdeです。

各選択肢の検討

a.カテコラミン。誤り。主に副腎髄質のクロム親和性細胞が合成・分泌します。

b.コルチゾール。誤り。副腎皮質で作られる糖質コルチコイドです。

c.アルドステロン。誤り。副腎皮質で作られる鉱質コルチコイドです。

d.エリスロポエチン。正しい。慢性腎臓病の貧血は、機能する腎組織の減少によるエリスロポエチン産生不足が主な原因です。

e.活性型ビタミンD₃。正しい。腎で1,25-ジヒドロキシビタミンDに変換され、腎機能が落ちると産生低下が低カルシウム血症の一因になります。

覚えるポイント

腎が作るのはエリスロポエチンと活性型ビタミンD。カテコラミン・コルチゾール・アルドステロンは副腎。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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