腫瘍マーカーの組合せ|第103回医師国家試験G3

第103回医師国家試験 G3(2009年)

正答:b・c・e

問題

組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。

a.食道癌 ― AFP

b.大腸癌 ― CEA

c.前立腺癌 ― PSA

d.肝細胞癌 ― hCG-β

e.神経芽細胞腫 ― NSE

正答の理由

米国国立がん研究所(NCI)の腫瘍マーカー一覧では、CEAは大腸癌など、PSAは前立腺癌、NSEは小細胞肺癌と神経芽腫に対応します。AFPは肝癌・卵巣癌・胚細胞腫瘍、β-hCGは絨毛癌と胚細胞腫瘍に対応するので、aとdは組合せが誤りです。公式正答はb、c、eです。

各選択肢の検討

a.食道癌 ― AFP。誤り。AFPの対象は肝癌、卵巣癌、胚細胞腫瘍で、食道癌の代表的なマーカーではありません。

b.大腸癌 ― CEA。正しい。CEAは大腸癌などで用いられ、治療効果の確認や再発の検出に使います。

c.前立腺癌 ― PSA。正しい。診断の補助、治療反応の評価、再発の確認に使います。

d.肝細胞癌 ― hCG-β。誤り。β-hCGは絨毛癌と胚細胞腫瘍のマーカーです。肝癌に対応するのはAFPです。

e.神経芽細胞腫 ― NSE。正しい。NSEは小細胞肺癌と神経芽腫で、診断の補助と治療反応の評価に用いられます。

覚えるポイント

CEA=大腸癌、PSA=前立腺癌、NSE=神経芽腫・小細胞肺癌、AFP=肝癌、hCG=絨毛癌と対応させる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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