学校の健康診断の検査項目|第103回医師国家試験E36

第103回医師国家試験 E36(2009年)

正答:c・d・e

問題

学校保健法で定められている健康診断の項目はどれか。3つ選べ。

a.腹囲

b.血圧

c.検尿

d.視力

e.心電図

正答の理由

児童生徒等の定期健康診断の項目は省令で列挙されています。現行の学校保健安全法施行規則第6条には視力及び聴力、心臓の疾病及び異常の有無、尿が並び、心臓の検査は第7条で心電図検査その他の臨床医学的検査と定められています。腹囲と血圧は児童生徒等の項目になく、同じ規則の職員の健康診断の項目にあります。学校保健法は2009年4月に学校保健安全法へ改められました。出題当時の規則の本文は未確認で、条番号は現行のものです。文部科学省の2013年の資料でも児童生徒の検査項目に視力・心臓・尿があり、腹囲と血圧はありません。公式正答はc、d、eです。

各選択肢の検討

a.腹囲。誤り。第6条の検査項目は身長及び体重などで、腹囲はありません。腹囲は職員の健康診断の項目です。

b.血圧。誤り。第6条の各号に血圧の項目はありません。血圧も職員の健康診断の項目です。

c.検尿。正しい。第6条第1項第10号が尿を挙げ、第7条で蛋白、糖等を試験紙法で調べると定めます。

d.視力。正しい。第6条第1項第4号の項目で、視力表を用いて左右別に検査します。

e.心電図。正しい。心臓の検査は心電図検査その他によると定められます。ただし小中高の第2学年以上などでは心電図を除くことができ、全学年に必須ではありません。

覚えるポイント

児童生徒の学校健診は尿・視力・心臓(心電図)を含む。腹囲と血圧は職員健診の項目。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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