先天異常の診断時期と検査法|第103回医師国家試験E35

第103回医師国家試験 E35(2009年)

正答:d

問題

先天異常の診断を行う妊娠時期と方法の組合せで正しいのはどれか。

a.10週 ―― 羊水穿刺

b.12週 ―― MRI

c.14週 ―― 胎児血採取

d.20週 ―― 超音波検査

e.30週 ―― 絨毛採取

正答の理由

検査ごとの標準的な時期を当てはめます。絨毛採取は妊娠初期の10~12週、羊水穿刺は15~18週が標準で、胎児血採取は18週以降に行うのが一般的です。ISUOGの指針は胎児形態を見る中期超音波を約18~24週に行うとしており、20週と超音波の組合せだけが標準的な時期に合います。公式正答はdです。

各選択肢の検討

a.10週 ― 羊水穿刺。誤り。羊水穿刺の通常の時期は15~18週で、10週は絨毛採取の時期です。

b.12週 ― MRI。誤り。ISUOGの胎児MRI指針では、18週より前のMRIは経腟超音波に上乗せする情報が通常ありません。

c.14週 ― 胎児血採取。誤り。胎児血採取(臍帯穿刺)は一般に18週以降に行う手技で、14週では早すぎます。

d.20週 ― 超音波検査。正しい。胎児の形態を系統的に見る中期超音波は約18~24週に行われ、20週はその範囲に入ります。

e.30週 ― 絨毛採取。誤り。絨毛採取は妊娠初期(10~12週)の検査です。

覚えるポイント

絨毛10~12週、羊水15~18週、胎児血18週以降、形態超音波18~24週。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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