新生児髄膜炎の起炎菌|第103回医師国家試験E16

第103回医師国家試験 E16(2009年)

正答:a・d

問題

新生児髄膜炎の起炎菌として頻度が高いのはどれか。2つ選べ。

a.大腸菌

b.髄膜炎菌

c.ブドウ球菌

d.B群レンサ球菌

e.インフルエンザ菌

正答の理由

新生児髄膜炎の主な起炎菌はB群レンサ球菌と大腸菌(特にK1莢膜株)で、リステリアがこれに続きます。菌は年齢で変わるため、乳児期以降の主因である髄膜炎菌やインフルエンザ菌と区別します。公式正答はadです。

各選択肢の検討

a.大腸菌。正しい。特にK1多糖をもつ株が新生児髄膜炎の主要な起炎菌です。

b.髄膜炎菌。誤り。新生児でも報告はありますが頻度は低く、主に年長の乳児・小児・若年成人の起炎菌です。

c.ブドウ球菌。誤り。黄色ブドウ球菌やコアグラーゼ陰性ブドウ球菌の報告はありますが、主要な2菌には入りません。

d.B群レンサ球菌。正しい。新生児髄膜炎の代表で、生後1週以内の早発型敗血症に伴うこともあります。

e.インフルエンザ菌。誤り。新生児で報告はありますが、主要な起炎菌ではありません。

覚えるポイント

新生児髄膜炎の2大起炎菌はB群レンサ球菌と大腸菌。次にリステリア。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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