緑内障の早期診断に用いる検査|第103回医師国家試験D16

第103回医師国家試験 D16(2009年)

正答:a・b

問題

緑内障の早期診断に有用なのはどれか。2つ選べ。

a.眼底検査

b.視野検査

c.色覚検査

d.調節検査

e.眼位検査

正答の理由

公式正答はa・bです。緑内障を定義するのは、視神経乳頭の異常と特徴的な視野欠損を示す視神経障害です。原発開放隅角緑内障の診断は眼底検査、隅角検査、視野検査、角膜厚の測定で行います。眼圧が正常範囲の例も少なくとも3分の1あるため、眼圧だけでは見逃します。

各選択肢の検討

a.眼底検査。正しい。視神経乳頭の陥凹と神経網膜縁の変化を確認します。

b.視野検査。正しい。特徴的な視野欠損を確認します。自覚は遅れるため検査が重要です。

c.色覚検査。誤り。後天性の青黄異常は緑内障でも起こりますが、標準の診断検査には挙げられていません。

d.調節検査。誤り。ピント調節を調べる検査で、確認した資料の緑内障の診断検査(眼底、隅角、視野、角膜厚、眼圧)には含まれません。

e.眼位検査。誤り。眼の位置ずれを調べる検査で、緑内障の診断検査には含まれません。

覚えるポイント

緑内障の診断は視神経乳頭(眼底)と視野。眼圧が正常の例があることを忘れない。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第103回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました