診察法と診断|第103回医師国家試験B12

第103回医師国家試験 B12(2009年)

正答:d

問題

組合せで診断に有用でないのはどれか。

a.問診 ── 被虐待

b.視診 ── チアノーゼ

c.聴診 ── 呼気性喘鳴

d.打診 ── 臍ヘルニア

e.触診 ── 頭血腫

正答の理由

公式正答はdです。腹壁ヘルニアの診断は臨床的で、立位にして腹圧をかけながら視診と触診で膨隆を確認します。打診は腸管ガスや腹水を調べる手技で、臍ヘルニアの診断には使いません。

各選択肢の検討

a.問診 ── 被虐待。有用。虐待の診断では詳細な病歴聴取が基本で、理解できる年齢なら本人からも聴きます。

b.視診 ── チアノーゼ。有用。皮膚の色調として見てわかる所見です。

c.聴診 ── 呼気性喘鳴。有用。喘鳴は呼気に目立ち、吸気・呼気のどちらかや部位を聴診で確認します。

d.打診 ── 臍ヘルニア。有用でない。見て、触れて診断します。

e.触診 ── 頭血腫。有用。骨膜下の出血で、1つの骨の範囲に限局する腫瘤として触れます。

覚えるポイント

ヘルニアは視診と触診で診断する。打診は腹部ではガスと液体の区別に使う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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