A群レンサ球菌感染後の続発症|第103回医師国家試験B8

第103回医師国家試験 B8(2009年)

正答:b・c

問題

A群レンサ球菌感染に続発するのはどれか。2つ選べ。

a.川崎病

b.リウマチ熱

c.急性糸球体腎炎

d.若年性関節リウマチ

e.全身性エリテマトーデス〈SLE〉

正答の理由

公式正答はb・cです。A群レンサ球菌の非化膿性続発症の代表がリウマチ熱と急性糸球体腎炎です。リウマチ熱は咽頭炎に続き、糸球体腎炎は咽頭だけでなく皮膚などの感染にも続いて起こります。

各選択肢の検討

a.川崎病。誤り。原因は不明で、遺伝的素因のある小児の感染への異常な免疫反応が想定されています。

b.リウマチ熱。正しい。A群レンサ球菌咽頭炎の非化膿性合併症で、関節炎、心炎などを起こします。

c.急性糸球体腎炎。正しい。咽頭や皮膚などのA群レンサ球菌感染後に起こります。

d.若年性関節リウマチ。誤り。現在の若年性特発性関節炎で、原因は不明です。遺伝的素因に自己免疫・自己炎症が関わります。

e.全身性エリテマトーデス〈SLE〉。誤り。遺伝的素因と環境因子による自己免疫疾患で、A群レンサ球菌の続発症ではありません。

覚えるポイント

A群レンサ球菌の続発症はリウマチ熱と急性糸球体腎炎。リウマチ熱は咽頭炎後のみ、腎炎は皮膚感染後にも起こる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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