人工関節置換術が多く行われる関節|第102回医師国家試験G30

第102回医師国家試験 G30(2008年)

正答:c・d

問題

人工関節置換術がよく行われるのはどれか。2つ選べ。

a.肩関節

b.肘関節

c.股関節

d.膝関節

e.足関節

正答の理由

変形性関節症などで保存療法が効かない進行例には人工関節置換術が考慮されますが、実施部位は股関節と膝関節に大きく偏ります。オーストラリア人工関節登録(AOANJRR、2024年6月までの累計、初回・部分・再置換を含む)では膝1,125,214件、股910,050件に対し、肩95,786件、肘7,719件、足関節5,361件、手関節1,074件です。公式正答はc、dです。

各選択肢の検討

a.肩関節。誤り。登録件数は95,786件で、膝・股の10分の1程度にとどまります。

b.肘関節。誤り。登録件数は7,719件と少なく、よく行われる部位とはいえません。

c.股関節。正しい。登録件数910,050件で、膝に次いで多く行われています。

d.膝関節。正しい。登録件数1,125,214件で最も多く行われています。

e.足関節。誤り。登録件数は5,361件で、肘関節と同程度に少数です。

覚えるポイント

人工関節置換術は膝と股で大多数を占める。肩・肘・足は桁違いに少ない。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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