第102回医師国家試験 C15(2008年)
正答:c
問題
『養生訓』を著したのは誰か。
a.伊藤仁齋
b.上田秋成
c.貝原益軒
d.杉田玄白
e.本居宣長
正答の理由
『養生訓』は江戸時代の儒学者・本草学者である貝原益軒(1630-1714)が晩年に著した養生書です。国立国会図書館の書誌でも『益軒先生養生訓』の著者は貝原益軒と記録されています。公式正答はcです。
各選択肢の検討
a.伊藤仁齋。誤り。古義学を唱えた江戸前期の儒学者で、『童子問』などの著作で知られます。
b.上田秋成。誤り。読本『雨月物語』などで知られる江戸中期の文人です。
c.貝原益軒。正しい。『養生訓』の著者で、食事・睡眠・心の持ち方など日常の養生を説きました。
d.杉田玄白。誤り。前野良沢・中川淳庵らとともにオランダ語の解剖書を訳した『解体新書』の訳者です。
e.本居宣長。誤り。江戸中期の国学者で『古事記伝』を著しました。
覚えるポイント
『養生訓』=貝原益軒。『解体新書』=杉田玄白ら、『古事記伝』=本居宣長、『雨月物語』=上田秋成、『童子問』=伊藤仁斎。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第102回医師国家試験問題および正答
- 益軒先生養生訓(貝原益軒 著)|国立国会図書館サーチ
- 童子問 3巻(伊藤仁斎)|国立国会図書館サーチ
- 雨月物語 5巻(上田秋成)|国立国会図書館サーチ
- 解體新書(杉田玄白 譯)|国立国会図書館サーチ
- 校訂古事記伝(本居宣長 著)|国立国会図書館サーチ
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。