第102回医師国家試験 B27(2008年)
正答:a・d
問題
学校医の職務はどれか。2つ選べ。
a.児童・生徒の健康診断
b.学校プールの水質検査
c.学校で使用する医薬品の管理
d.学校保健安全計画の立案への参加
e.学校伝染病による出席停止の決定
正答の理由
公式正答はa・dです。学校医の職務執行の準則には、学校保健計画・学校安全計画の立案への参与と、健康診断への従事が明記されています。環境衛生検査や医薬品の管理は学校薬剤師の職務、出席停止を命じるのは校長です。
各選択肢の検討
a.児童・生徒の健康診断。正しい。学校医の職務執行の準則に、児童生徒等の健康診断に従事することが挙げられています。
b.学校プールの水質検査。誤り。プールの水質検査は環境衛生検査にあたり、これに従事するのは学校薬剤師です。学校医は環境衛生について学校薬剤師と協力して指導・助言を行う立場です。
c.学校で使用する医薬品の管理。誤り。学校で使用する医薬品・毒物・劇物や保健管理に必要な用具・材料の管理に関する指導助言は学校薬剤師の職務です。
d.学校保健安全計画の立案への参加。正しい。学校医は学校保健計画および学校安全計画の立案に参与します。出題当時は「学校保健安全計画」の名称でした。
e.学校伝染病による出席停止の決定。誤り。出席を停止させることができるのは校長であり、学校医は感染のおそれの有無などを判断・助言する役割にとどまります。
覚えるポイント
学校医=健康診断・保健計画立案への参与・健康相談・感染症予防の指導。環境衛生検査と医薬品管理は学校薬剤師、出席停止の決定は校長。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。