葉酸欠乏は大球性貧血の原因になる|第120回医師国家試験F11

第120回医師国家試験 F11(2026年)

正答:b

問題

Which deficiency is suspected in patients with macrocytic anemia?

a.Erythropoietin

b.Folic acid

c.Potassium

d.Sodium

e.Vitamin D

正答の理由

macrocytic anemiaは大球性貧血を意味します。葉酸はDNA合成に必要で、不足すると赤血球前駆細胞の正常な成熟が妨げられ、巨赤芽球性貧血を起こします。選択肢では葉酸を表すbのFolic acidが正答です。

各選択肢の検討

a.Erythropoietin:エリスロポエチンは赤血球産生を促すホルモンです。不足による腎性貧血は一般に正球性で、本問で選ぶ欠乏ではありません。

b.Folic acid:葉酸であり、欠乏は巨赤芽球性の大球性貧血の原因になるため正答です。

c.Potassium:カリウムであり、その不足を大球性貧血の代表的な原因とはしません。

d.Sodium:ナトリウムであり、その不足を大球性貧血の代表的な原因とはしません。

e.Vitamin D:ビタミンDであり、欠乏では骨の石灰化障害などを考えます。本問の大球性貧血に対応する選択肢ではありません。

覚えるポイント

大球性貧血では葉酸欠乏のほかビタミンB12欠乏なども鑑別します。大球性というだけで葉酸欠乏と確定せず、原因を評価します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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