オンライン診療ではプライバシーとリアルタイムの診察を確保する|第120回医師国家試験F9

第120回医師国家試験 F9(2026年)

正答:b

問題

遠隔診療(オンライン診療)で正しいのはどれか。

a.処方箋の交付はできない。

b.プライバシーが保たれた空間で行う。

c.感染症のリスクの軽減につながらない。

d.第三者の立ち合いに医師の許可は必要ない。

e.文字、写真および録画動画のみのやり取りも認められる。

正答の理由

オンライン診療でも、患者の医療情報や会話が第三者に不用意に伝わらない環境を確保する必要があります。プライバシーが保たれた空間で行うbが正答です。

各選択肢の検討

a.処方箋の交付はできない:適切な診察と判断に基づく処方は可能です。ただし処方できる薬剤などには留意事項があります。

b.プライバシーが保たれた空間で行う:患者と医師の双方が情報の漏えいに配慮する必要があり、正答です。

c.感染症リスクの軽減につながらない:対面での接触や移動を減らすことで、感染リスクの軽減につながり得ます。

d.第三者の立ち合いに医師の許可は不要:同席者の存在を医師に知らせず診察を進めてよいわけではありません。医師・患者間で同席を確認し、プライバシーや診察への影響に配慮します。

e.文字・写真・録画動画のみでもよい:それらのやり取りだけで完結させず、リアルタイムの診察を行う必要があります。

覚えるポイント

オンライン診療は、単にメッセージで相談する行為とは区別されます。得られる情報の限界を踏まえ、対面診療が必要な場合には適切につなげます。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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