肛門括約筋は迷走神経の支配域に含まれない|第120回医師国家試験F8

第120回医師国家試験 F8(2026年)

正答:e

問題

迷走神経の支配域に含まれないのはどれか。

a.咽頭

b.気管支

c.心臓

d.空腸

e.肛門括約筋

正答の理由

迷走神経は咽頭の運動や、胸部臓器・腹部消化管の副交感神経支配などに関わります。一方、肛門括約筋は迷走神経の支配域ではないため、eが正答です。

各選択肢の検討

a.咽頭:迷走神経は咽頭の運動に関与します。咽頭のすべての筋や感覚を迷走神経だけで支配するという意味ではありません。

b.気管支:迷走神経の副交感神経支配を受けます。

c.心臓:迷走神経は心拍数の調節などに関与します。

d.空腸:迷走神経の副交感神経支配域に含まれます。

e.肛門括約筋:外肛門括約筋は主に陰部神経、内肛門括約筋は骨盤内の自律神経系による調節を受け、迷走神経の支配域ではないため正答です。

覚えるポイント

外肛門括約筋は横紋筋で体性神経の支配、内肛門括約筋は平滑筋で自律神経などによる調節を受けます。両者をまとめて迷走神経支配としないことが大切です。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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