樹状細胞の抗原提示による獲得免疫の活性化|第120回医師国家試験F4

第120回医師国家試験 F4(2026年)

正答:e

問題

抗原提示を通じて獲得免疫を活性化する細胞はどれか。

a.好酸球

b.好中球

c.NK 細胞

d.好塩基球

e.樹状細胞

正答の理由

樹状細胞は抗原を取り込み、処理した抗原をTリンパ球に提示して、抗原特異的な免疫応答を誘導します。自然免疫と獲得免疫をつなぐ代表的な抗原提示細胞であり、eが正答です。

各選択肢の検討

a.好酸球:寄生虫防御やアレルギー反応に関わりますが、本問で問う代表的な抗原提示細胞としては選びません。

b.好中球:貪食などで自然免疫を担いますが、ナイーブT細胞を活性化する代表的な細胞ではありません。

c.NK細胞:感染細胞や腫瘍細胞の傷害を担う自然免疫系の細胞です。

d.好塩基球:アレルギー反応などに関わる顆粒球であり、本問の正答ではありません。

e.樹状細胞:抗原提示を通じてT細胞を活性化する代表的な細胞で、正答です。

覚えるポイント

樹状細胞は抗原の情報をT細胞に伝え、獲得免疫の開始に重要な役割を果たします。抗原提示細胞には樹状細胞のほか、マクロファージやB細胞も含まれます。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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