第120回医師国家試験 E20(2026年)
正答:b
問題
血圧高値を主訴とする患者の初診時の問診項目で優先度が低いのはどれか。
a.飲酒歴
b.渡航歴
c.運動習慣
d.睡眠中のいびき
e.高血圧の家族歴
正答の理由
高血圧の評価では、生活習慣、遺伝的背景、二次性高血圧の可能性を確認します。飲酒、運動習慣、高血圧の家族歴に加え、睡眠時無呼吸を示唆するいびきも重要です。特別な事情が示されていない本問では、渡航歴の優先度が相対的に低く、bが正答です。
各選択肢の検討
a.飲酒歴:過量飲酒は血圧に影響し、生活習慣指導にも関わるため重要です。
b.渡航歴:一般的な高血圧の初診評価では、ほかの選択肢より優先度が低いため、正答です。
c.運動習慣:血圧管理や心血管リスク、生活指導に関わるため確認します。
d.睡眠中のいびき:睡眠時無呼吸の可能性を考える手掛かりとなり、確認すべき項目です。
e.高血圧の家族歴:高血圧の素因やリスク評価に関わるため重要です。
覚えるポイント
「優先度が低い」は「どんな状況でも聞かなくてよい」という意味ではありません。症状や背景に応じて問診を追加し、服薬・サプリメント、食塩摂取、喫煙、家庭血圧なども確認します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。