加齢とともに硬化糸球体が増加する|第120回医師国家試験E18

第120回医師国家試験 E18(2026年)

正答:d

問題

加齢に伴い増加するのはどれか。

a.腎容積

b.尿濃縮力

c.腎血漿流量

d.硬化糸球体数

e.糸球体濾過量〈GFR〉

正答の理由

加齢に伴い糸球体の硬化や尿細管萎縮、間質の線維化などの変化が増え、機能するネフロンが減少していきます。選択肢のうち増加するのは硬化糸球体数です。腎機能の変化には個人差があり、全ての高齢者に同程度の低下が起こるわけではありません。

各選択肢の検討

a.腎容積:加齢に伴って増える指標ではありません。特に皮質の容積減少がみられますが、総腎容積には代償性変化なども影響します。

b.尿濃縮力:一般に低下し、水分不足への適応力が弱くなります。

c.腎血漿流量:一般に低下する方向です。

d.硬化糸球体数:加齢とともに増加し、正答です。

e.糸球体濾過量〈GFR〉:一般に低下する傾向があり、増加する項目ではありません。

覚えるポイント

加齢に伴う腎の変化を背景に、脱水や薬剤の影響を受けやすくなります。ただし腎機能低下を年齢だけで説明せず、蛋白尿、経時変化、基礎疾患なども評価します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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