小児弱視の代表的な原因は遠視と不同視|第120回医師国家試験D15

第120回医師国家試験 D15(2026年)

正答:a・c

問題

小児の弱視の原因になるのはどれか。 2 つ選べ。

a.遠視

b.近視

c.不同視

d.偽内斜視

e.間欠性外斜視

正答の理由

視覚が発達する時期に鮮明な像が網膜に結ばれないと、矯正しても十分な視力が得られない弱視につながります。強い遠視は屈折異常弱視、左右の屈折差である不同視は不同視弱視の原因となるため、aとcが正答です。

各選択肢の検討

a.遠視:特に強い遠視では、近方・遠方の明瞭な像が得にくく弱視の原因となります。

b.近視:本問の代表的原因としては遠視と不同視を選びます。ただし強い近視や近視性不同視でも弱視を生じることはあります。

c.不同視:左右の屈折差により見えにくい側の視覚発達が妨げられ、正答です。

d.偽内斜視:見かけ上内斜視にみえる状態で、眼位のずれそのものによる弱視とは区別します。

e.間欠性外斜視:両眼で見る時間が保たれることも多く、本問ではa・cを選びます。ただし斜視の状態や固視の偏りによって視力への影響は評価が必要です。

覚えるポイント

弱視は早期発見と治療が重要です。日常で困っていなくても片眼の視力低下を見逃すことがあり、乳幼児健診や眼科での屈折・視力検査が役立ちます。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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