第120回医師国家試験 D7(2026年)
正答:e
問題
川崎病に認め、猩紅熱に認めない症状はどれか。
a.皮疹
b.イチゴ舌
c.膜様落屑
d.頸部リンパ節腫大
e.両側眼球結膜充血
正答の理由
川崎病と猩紅熱は、発疹、イチゴ舌、落屑、頸部リンパ節腫大など共通する所見があります。一方、両側眼球結膜充血は川崎病の主要症状で、猩紅熱の典型的所見ではないためeが適切です。
各選択肢の検討
a.皮疹:どちらの疾患でも認めます。
b.イチゴ舌:どちらでもみられ、これだけでは鑑別できません。
c.膜様落屑:回復期などに両疾患でみられます。
d.頸部リンパ節腫大:両疾患で認める可能性があります。
e.両側眼球結膜充血:川崎病の主要症状で、今回の鑑別に適切な所見です。
覚えるポイント
結膜充血だけで川崎病と確定しません。発熱経過、口唇・四肢の変化、他の診察所見、心エコーなどを合わせ、感染症も鑑別します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。