中脳水道狭窄による閉塞性水頭症ではうっ血乳頭を生じ得る|第120回医師国家試験D6

第120回医師国家試験 D6(2026年)

正答:e

問題

中脳水道狭窄による閉塞性水頭症で生じやすいのはどれか。

a.眼振

b.嚥下障害

c.小脳失調

d.舞踏運動

e.うっ血乳頭

正答の理由

中脳水道は第三脳室と第四脳室をつなぐ髄液の通路です。狭窄して髄液流出が妨げられると上流の脳室が拡大し、頭蓋内圧亢進に伴ってうっ血乳頭を生じるためeが適切です。

各選択肢の検討

a.眼振:中枢神経や前庭系の障害でみられますが、選択肢では頭蓋内圧亢進を反映するeを選びます。

b.嚥下障害:延髄などの障害で問題となり、本問の典型的な所見ではありません。

c.小脳失調:小脳系の障害を示す所見で、閉塞性水頭症でまず選ぶ所見ではありません。

d.舞踏運動:不随意運動であり、本問の頭蓋内圧亢進に対応する所見ではありません。

e.うっ血乳頭:頭蓋内圧亢進に伴う視神経乳頭の腫脹で、正答です。

覚えるポイント

頭痛、嘔吐、意識障害なども確認します。乳幼児では頭囲拡大や大泉門膨隆が手掛かりとなり、うっ血乳頭がなければ水頭症を否定できるわけではありません。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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