Addison病では低Na・高K・低血糖をきたす|第120回医師国家試験D5

第120回医師国家試験 D5(2026年)

正答:d

問題

Addison 病にみられる代謝異常の組合せで正しいのはどれか。

a.高ナトリウム血症 ‐高カリウム血症 ‐低血糖

b.高ナトリウム血症 ‐低カリウム血症 ‐高血糖

c.高ナトリウム血症 ‐低カリウム血症 ‐低血糖

d.低ナトリウム血症 ‐高カリウム血症 ‐低血糖

e.低ナトリウム血症 ‐低カリウム血症 ‐高血糖

正答の理由

Addison病は原発性の慢性副腎皮質機能低下症です。アルドステロン不足でNa保持とK排泄が低下するため低Na血症・高K血症をきたし、コルチゾール不足は低血糖の原因になります。この組合せはdです。

各選択肢の検討

a.高Na・高K・低血糖:高Kと低血糖は合いますが、Naは通常低下する方向です。

b.高Na・低K・高血糖:典型的なAddison病とは逆の組合せです。

c.高Na・低K・低血糖:低血糖は合いますが、NaとKの方向が逆です。

d.低Na・高K・低血糖:副腎皮質ホルモン不足による典型的な組合せで、正答です。

e.低Na・低K・高血糖:Na低下は合いますが、Kと血糖の方向が逆です。

覚えるポイント

中枢性副腎不全ではアルドステロン分泌が比較的保たれ、高K血症を伴わないことが多い点と区別します。Addison病でも全ての検査異常が必ずそろうわけではありません。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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