アルブミンとプロトロンビンは肝臓で合成される|第120回医師国家試験C33

第120回医師国家試験 C33(2026年)

正答:a・e

問題

肝臓で合成されるのはどれか。 2 つ選べ。

a.アルブミン

b.アンモニア

c.間接ビリルビン

d.γ‐グロブリン

e.プロトロンビン

正答の理由

肝細胞はアルブミンや多くの凝固因子を合成します。プロトロンビンは凝固第II因子であり、アルブミンとともに肝合成能を考える重要な物質です。2つ選ぶ本問の正答はaとeです。

各選択肢の検討

a.アルブミン:肝細胞で合成される血漿蛋白で、正答です。血漿膠質浸透圧の維持や物質の運搬に関与します。

b.アンモニア:腸管などで生じ、肝臓では尿素合成などにより処理されることが重要です。本問では肝合成蛋白のa・eを選びます。

c.間接ビリルビン:主にヘモグロビンなどのヘム分解で生じます。肝臓では取り込まれて抱合されるため、合成蛋白とは区別します。

d.γ‐グロブリン:主成分である免疫グロブリンは形質細胞で産生されます。

e.プロトロンビン:肝臓で合成されるビタミンK依存性の凝固因子で、正答です。

覚えるポイント

アルブミンとプロトロンビン時間は肝合成能を評価する手掛かりです。ただし低アルブミン血症やPT延長には、肝障害以外の原因もあります。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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