第120回医師国家試験 C30(2026年)
正答:e
問題
表皮内に存在するのはどれか。
a.皮脂腺
b.肥満細胞
c.毛母細胞
d.線維芽細胞
e.Langerhans 細胞
正答の理由
Langerhans細胞は表皮に分布する樹状細胞で、抗原の取り込みや提示など皮膚の免疫に関与します。したがってeが正答です。表皮内の細胞と、主に真皮や皮膚付属器に存在する構造・細胞を区別する問題です。
各選択肢の検討
a.皮脂腺:真皮内に位置する皮膚付属器で、表皮内に存在する構造としては選びません。
b.肥満細胞:主に真皮などの結合組織に存在します。
c.毛母細胞:毛包の毛球部にある細胞で、皮膚表面の表皮内細胞とは区別します。
d.線維芽細胞:真皮の結合組織を構成する細胞です。
e.Langerhans細胞:表皮に分布する抗原提示細胞で、正答です。
覚えるポイント
表皮には角化細胞のほか、メラノサイト、Langerhans細胞、Merkel細胞などが存在します。Langerhans細胞は遊走するため、表皮だけにしか存在しないという意味ではありません。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。