第120回医師国家試験 C27(2026年)
正答:c
問題
欠乏すると皮膚炎をきたすのはどれか。
a.鉄
b.銅
c.亜鉛
d.葉酸
e.セレン
正答の理由
亜鉛は皮膚や粘膜を維持するために必要な微量元素です。欠乏すると皮膚炎、脱毛、味覚障害、創傷治癒遅延などをきたします。選択肢ではcが正答です。皮膚症状だけで欠乏を断定せず、食事・基礎疾患・検査などと合わせて判断します。
各選択肢の検討
a.鉄:欠乏では小球性低色素性貧血などが代表的です。
b.銅:欠乏では貧血、好中球減少、神経障害などを考えます。
c.亜鉛:皮膚炎、脱毛、味覚障害などを生じ、正答です。
d.葉酸:欠乏では巨赤芽球性貧血などが代表的です。
e.セレン:欠乏では心筋障害や筋症状などを考えます。
覚えるポイント
皮膚炎と脱毛、味覚障害の組合せでは亜鉛欠乏を考えます。補充を長期に行う際は銅欠乏にも注意します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。