神経性やせ症では低体重でも過活動を認めることがある|第120回医師国家試験C21

第120回医師国家試験 C21(2026年)

正答:b

問題

神経性やせ症〈神経性無食欲症〉にみられる症状はどれか。

a.異食

b.過活動

c.被毒妄想

d.不潔恐怖

e.させられ体験

正答の理由

神経性やせ症では、低栄養・低体重でも活発に動き続けたり、体重増加を避けるため過度に運動したりする過活動を認めることがあります。したがってbが正答です。全員にみられるわけではなく、さらに低栄養が進めば筋力低下や疲労も生じます。

各選択肢の検討

a.異食:食物ではないものを食べる行動で、神経性やせ症の代表的症状として選びません。

b.過活動:低体重にもかかわらず活動し続けることがあり、正答です。

c.被毒妄想:食べ物に毒を入れられているなどの妄想で、神経性やせ症の典型症状ではありません。

d.不潔恐怖:強迫症などで問題となる症状です。併存の可能性と、本症の代表的症状を区別します。

e.させられ体験:自分の思考や行動を他者に操作される体験で、本症の典型症状ではありません。

覚えるポイント

活動できていることを、栄養状態が安全な証拠にしません。摂食行動、体重への捉え方、身体状態を合わせて評価します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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