第120回医師国家試験 C13(2026年)
正答:a
問題
2019 年時点の世界の 5 歳未満児死亡原因で、下記のうち最も高い割合を占めるのはどれか。
a.下痢
b.熱傷
c.白血病
d.急性肝炎
e.乳幼児突然死症候群〈SIDS〉
正答の理由
2019年の世界の5歳未満児死亡原因では、下痢性疾患が依然として大きな割合を占め、提示された5つの中ではaが最多です。すべての死亡原因の中で下痢が第1位という意味ではありません。世界全体では早産関連合併症、下気道感染、分娩関連の要因なども大きな位置を占めます。
各選択肢の検討
a.下痢:世界の5歳未満児の主要な死亡原因の一つで、選択肢中最多のため正答です。
b.熱傷:重大な健康被害ですが、この比較では下痢より死亡割合が高いわけではありません。
c.白血病:小児悪性疾患として重要ですが、世界の5歳未満児の全死亡を分母とする比較では下痢が上回ります。
d.急性肝炎:感染症の一つですが、この年齢層の世界全体で下痢より高い割合ではありません。
e.SIDS:乳児死亡を考える上で重要ですが、世界の5歳未満児全体の比較では下痢を選びます。
覚えるポイント
対象が世界か国内か、乳児か5歳未満児か、特定疾患群か全死因かを確認します。死亡数・死亡率・死因割合は異なる指標です。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第120回医師国家試験問題および正答
- Lancet Child & Adolescent Health:Global, regional, and national causes of under-5 mortality in 2000–19(2022)
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。