基礎代謝量に影響する体格・年齢・筋肉量|第120回医師国家試験B25

第120回医師国家試験 B25(2026年)

正答:e

問題

基礎代謝量に直接的に影響を与える因子で誤っているのはどれか。

a.性別

b.年齢

c.筋肉量

d.体表面積

e.体内の水分量

正答の理由

基礎代謝量は生命維持に必要なエネルギー消費で、性別、年齢、筋肉を含む除脂肪組織の量、体格などによって異なります。体表面積も体格に関係する指標です。体内の水分量そのものを独立した直接的な規定因子として挙げたeが、この設問では誤りです。水分の多い組織があることや、脱水が生理機能に影響することとは区別します。

各選択肢の検討

a.性別:平均的な体格や身体組成の違いなどを反映し、基礎代謝量の推定にも用いられる因子です。

b.年齢:成長や加齢に伴う身体組成・臓器代謝などの変化が関係します。

c.筋肉量:筋肉は安静時にもエネルギーを消費する組織で、除脂肪量は重要な因子です。

d.体表面積:体格や熱放散と関係し、基礎代謝を体表面積当たりで扱う方法もあります。

e.体内の水分量:水分そのものが代謝活性をもつ組織としてエネルギーを消費するわけではなく、直接的な因子としては不適切なため正答です。

覚えるポイント

基礎代謝を筋肉量だけで説明するのも不十分です。肝臓、脳、心臓、腎臓なども安静時のエネルギー消費に寄与します。基礎代謝量と、運動や食事による熱産生を含む総エネルギー消費量を区別します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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